在るがままに
(2023)Watercolor,Pastell,727×606mm(F20号)
2023,10- France🇫🇷 Paris Art Faire 展示作品
絵で性を表現する際、男性性の象徴として帽子を与え、女性性の象徴として口紅を与えることが多い。帽子も口紅も、わたしが好きなアイテムでもあるから。
今回。愛と自由、について描きたいと思った。
それから浮かび上がってきたのが、下部に映る三組のカップルだった。
上部は、わたしの目には、脳内・思考、に映った。
あえて、これ以上、色も線も、なにも足さず、そのままを肯定したい。そう思った。
足すことだけが、加えることだけが、頑張ることだけが、意味や価値があるわけではない。
空白、余韻、ゼロ、という存在にも、絶対的な意味と価値を宿したかった。
脳を空に。思考を真っ白に。という意味を込めて。
問題や障害があるように見えるもの、その、自らが生んだ境界線のすべてから自由になり、在るがままに、愛を以って恋をする。
世間を基準に生まれた概念、すべてから自由になり、脳内・思考、を空にして、在るがままに、命を生きる。
わたしが感じる、愛と自由。
水張りの工程の関係で、元々、F20号で完成した絵ではあったのだけれど、額装の際、トリミングしなければならなくなり、カットしました。
727x545mm
2024-5- 購入可能
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