love letter
俳優の中山美穂さんが亡くなったことを知った。
それで、一番先に頭によぎったのが岩井俊二監督の'love letter'だった。
わたしはこの映画と、この中山美穂さんが大好きだった。
映画のメインヴィジュアルにもなっている雪の日の中山美穂さんに惹かれて、十代の頃から数年に一度の感覚でばっさり髪を切りたくなる衝動にかられる。
わたしはこれからも数年おきに、空を仰ぐ中山美穂さんのショートカットに憧れて髪を短く切るだろう。
今までも、これからも、なにも変わらずに。ずっと。
わたしたちの世界はきっと、変わりゆくように見えたとしても変わらないものがたしかに存在している。
はじめは、'新しく生まれた'と捉えたとしても、それは元々そうであるのが自然であるように、今までも、これからも、なにも変わらずにずっと一部として在る。
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