2023.12.29 15:00誠実に誠実さ、なんて、少し堅苦しく感じるかもしれない。けれど、その、'理性を保てるほどの信念' に、野蛮さというか、色気を感じてわたしは大好き。「信念を貫きたい」この本能がそうさせていると思うと、余計に。それに、わたしの世界では、誠実な人は意外とそう多くない。単純に誠実さを持ち合わせていないか、誠実の仮面を被っているか、「自分は誠実ではない」という事実に直面する機会を与えられていないだけか、で、誠実な人...
2023.12.26 15:00誕生日一月五日は、母の誕生日。もうプレゼントを用意していて。当日に渡そうと、かたく誓ったのに。(自分に)耐えきれず、渡しちゃったよ。いつもそうだよ。人生で一度も成功した試しない。数ヶ月以上前に買って、買ったことを忘れるしか方法はない。(その方法も危うい。前に、買っていたことすら忘れて二つ渡したこともある)
2023.12.25 15:00じたこのあいだ、街を撮影する仕事があった。帰り際、二人でお酒を飲んでいた。「わたしは、気は強くも荒くもないですけどね」なにかの話でわたしが言った言葉なのだけれど、相手は流れるような自然な肯定はしなかった。「荒くはないけど、オシノさんは強いと思います」自分なりの考えがしっかりあるんですよ、と一言足してくれるところに彼の柔らかさが見えた。わたしは強いのかな。弱いと思うことは多々あるけれど。と、また、内側に...
2023.12.11 15:00水彩絵を描くに水彩が好きな理由は、不意なアクシデント・災害(多くは水系)だとかに襲われたとき、原型が変わってしまう可能性がある、というところ。弱いところ。不確かなところ。脆いところ。移ろいやすく、柔らかく、変わりやすいところ。なんだか、世界、形、わたし、総合的な本質を表している気がして、好き。変わらないものは、変わることを受け入れた先にある気がして。水彩をとるわたし自身が、その価値を受けとっていきたい...