2024.05.27 15:00手を加えない恐さ手を加えない恐さがある。加えたり、付け足したり、やり直したり、しない。わたしが今、水彩を表現の軸にしているのは、そんな、そのままで在る恐さと向き合うのに適しているからでもある。偶然というものは存在しない。この前提で生きているわたしにとって、自由に広がり、混ざり、その位置で留まる色たちの存在一つ一つに意識がある。偶然のようにさえ見える奇跡を疑わず、あるがままに価値を見出す訓練をしている自分がいる。近...
2024.05.04 15:00アンスリウム誕生日にと、アンスリウムをもらった。なんでもいいと言われ、なんでもいいのならなんだろう、花か。それで、蘭か、薔薇か、藤か、で迷って、アンスリウム。蘭は、育てるよりも切り花の方が好き。切り花の蘭なら、もっと他のものがいいかなぁ、って。薔薇の苗木、藤の苗木、といっても、植えれるなら無限に植えたいけど、もう植える土地がない。笑去年の誕生日に藤を諦め、ライラックの苗木をもらったんだった。そういえば、まだま...
2024.05.01 15:00自由対人関係で完全に自由で在りきることは、わたしにとってはとても難しかった。昔から、基本的に七割ほどは自由で在らせてもらっているけれど、どうしても残りの三割ほどは他人に合わせてしまうわたしが拭いきれない。そして、そんなその残りの三割すら越え、対人関係において完全に自由で在りたいか、といえば、わたし自身、そうでもないようなのである。人といること、人と話すこと、人と関わることは嫌いではない。多分、好き。た...